社会医療法人財団 池友会 福岡和白PET画像診断クリニック

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PET-CT検査について

PET-CT検査について

PET-CT検査とは

病巣部の機能を速やかに診断する「PET画像」と細かな位置情報を検出する「CT画像」がひとつになった検査システムです。

PET-Positron Emission Tomography

PETとは、ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(陽電子放射断層撮影法)の略で、高い精度での全身のがん検査ができる最先端の医療機器です。
PET検査は、ブドウ糖に似たごく微量の放射線を出す薬(FDG)を注射して、専用装置(PETカメラ)のベッドに横になっているだけで終了します。
ほとんどのがんは、ブドウ糖をエネルギー源としています。PETでは、がんにFDGが集まっているところを調べ、がんがどこにあるかを発見します。
※ポジトロン:プラスの電気を帯びた陽電子の事。この周囲のマイナスの陰電子と結合して消滅するときに出す放射線(=ガンマ線)をPETカメラで面像化する。

PET-CTの被曝について

使用する薬剤による重篤な副作用の心配はまずありません。
また、1回の検査で、放射性薬剤と撮影による放射線被曝、およそ8~12mSv(ミリシーベルト)を生じますが、これは一般のCT撮影による被曝線量の約1/2に相当します。

PET-CTによる立体映像

多方向からの撮影により、体の内部のがんの位置を立体的に捉えることができます。これにより正確な位置の検出と早期発見を可能にします。

PET-CT検査の有用性

PET-CT検査は苦痛がなく、1回の撮像時間は当院の最新機器を使用して約20分で全身のがん検査を可能とし、多くのがんを早期の段階で発見することができます(ただし例外はあります)。
従来の健診のがん発見率O.1~O.3%に比べ、PET健診では2.2%とされており約10倍です。また、良性・悪性腫瘍の鑑別診断や腫瘍の悪性度の診断、腫瘍の広がりなどにも有用であり治療方針の決定や治療効果の判定、再発の診断等が高精度に行えます。

PET-CT検査の特長

  • 1回の検査で、全身のがんをチェックできます。
  • 多くの種類のがんを早期の段階から発見できます。mm単位のがんが見つかる場合もあります。(ただし苦手とする種類のがんもあります)
  • 注射の痛みだけで、苦痛はほとんどありません。アレルギーの報告も極めて稀です。安全性の高い検査です。
  • 放射性物質を注射することによりわずかな放射線被曝はありますが、人体に明らかな影響は無いと考えられる量です。
  • CTも合わせて撮影を行います。PETではわかりにくい病変もCTにてカバーします。

PET-CT検査のご注意

  • 薬剤が尿として排泄されますので、膀胱癌、前立腺癌などの尿路系のがんは検出が難しいとされています。また肝臓も生理的に薬剤が集まるので、特に原発性肝癌も検出は難しいとされています。
  • ブドウ糖の取り込みの低いがんが存在するので、それらのがんには有効ではありません。
  • 頭部は、脳に薬剤が生理的に集積するため、脳腫瘍の検出は難しいといわれます。
  • 胃などの常に動いている臓器は、検出しにくいといわれています。
  •  検出しにくいがん:膀胱癌、胃癌など。
        ※PETは万能ではありません。他の検査・画像診断を組み合わせることで、さらに高い精度が得られます。